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ナカムラ酵素(中村堂)の歴史

株式会社 ナカムラ酵素(中村堂)の沿革
1862年(文久2年)
麹屋宇兵衛「開化一」の醸造を開始する。
1927年(昭和2年)
酒蔵を3つ残し、家屋全焼。現在の建物となる。
5代目当主中村宇吉、日本酒を寝かせて熟成させる製品「京風味」を考案。
1941年(昭和16年)
中村宇吉、株式会社中村菌化学研究所を設立。
長期熟成させる日本酒の製造経験を基に「中村菌発酵濾液」を発明する。
ユナルゲンB・Aユナルゲン・ユナホルモン・ユナジュームの4品を医薬品として製品化に成功。
1949年(昭和24年)
ユナルゲンB・Aユナルゲン・ユナホルモン・ユナジュームの4品を医薬品としての最終的な承認書が認められる。医薬品製造を開始。
2002年(平成14年)
医薬品製造を廃業。社名を中村堂に変更する。
ユナルゲン・ユナホルモンを改良した新製品、開花壽源水・甘露壽源水・瑞喜壽源水を発売。大好評を博し、記録的な出荷が続く。
2009年(平成21年)
商品の内容をより分かり易く、また、「中村菌熟成液」の素晴らしさを少しでも多くの方々にお伝え出来ればと樺村堂から潟iカムラ酵素に社名変更。

 

現在は販売されていない医薬品ユナホルモン、医薬品ユナルゲンを製造、全国の薬局・薬店に直売で卸していた中村菌化学研究所(現・ナカムラ酵素)をご存じだろうか。
中村菌製剤と呼ばれ、万能薬と明記することは現在の薬事法により禁止されているが、愛用者は人に紹介するとき、つい「それらしい」ことを言って説明してしまったという。
そんな愛用者が全国にいた中村菌製剤の誕生と会社の歴史とは?

「家は代々、西本願寺や清水寺と深いつきあいがあり、私自身、宗教心が自然と身に付いていったのです。そういう土壌のなかで家業を継ぐことになった。当 然、本当の薬とは何か、命とは何かを、考えます。しかもうちの薬は精製するのではなく、自然に培養されたものですから、瓶のなかで生きとるわけです。天か らの恵みなんです。本物の薬とは病気を予防し、治療し、生命を延長し、人類の福祉に貢献するものです」と現中村宇太郎会長は言う。

ナカムラ酵素は、戦前多くの造り酒屋があった京都の五条大橋の近くに位置する。
江戸時代後期1862年・麹屋宇兵衛が造り酒屋を創業、明治に移り、文明開化の頃「開化一 (カイカイチ)」という商品名で清酒を売り、順調な酒屋であったが、昭和2年の火災で家屋が全焼。酒蔵は土蔵のため3つとも残った。
丸一年かけて鉄筋の建物に建て直すが、5代目の先代社長は、その間生き延びるため、残った酒を保存することを思いつく。

酒は保存すると丸味を帯びた古酒となり、滋養強壮の目的で貯蔵されたそれは、後年「京風味」と名付けられた。戦後の酒一本づつに税金のかかる蔵出し税と違い、戦前は年4回の納税でよかったこともあり「京風味」は滋養強壮剤として安定した利益をもたらす。
やがて昭和6年満州事変、11年支那事変、17年大東亜戦争と、日本は戦争色が濃くなり、様々なものが配給制度となり、自由には手に入らなくなった。酒も 貴重になっていく。他の酒屋は米がなく酒を造れなくなったが、中村家は貯蔵した古酒があったので、宮内庁御用達になり、物のない時代にホテル等にも納める ことができた。当時の宮中とのやりとりの書が今も資料室に多く展示してある。安定した資金のおかげで軍隊の指定工場として昭和16年、京風味化学研究所を 設立。
24年ごろまでは京風味を販売、京風味に漢方薬を入れて医薬品ユナルゲンCとして販売。24年中村菌化学研究所と改称、若干の改良を試み、改めて最終的承認を受け、酒造と併行して下記4つの医薬品を製造開始する。

中村菌発酵濾液を主成分とする4種類の医薬品の効能、効果
ユナルゲンB (身体諸機能の増進、体質改善、健康の維持増進)
Aユナルゲン (気管支喘息、感冒、鎮咳、去痰、強壮)
ユナホルモン (急性肺炎、水虫、皮膚炎、凍傷、火傷、あせも、その他膿疹)

ユナホルモン(外用薬)、Aユナルゲン・ユナルゲンB(内用薬)は先々代社長・故中村宇吉氏が当時の酒蔵で働く従業員が京都の寒い冬でも、風邪をひかないことや、働いている人全員が健康であったことに注目、日本酒製造工程をつぶさに研究し開発されたもの。
麹菌、酵母菌、乳酸菌を中心に京都大学農学部の指導のもと研究を重ねた結果、複式培養法による中村菌が誕生。造られた中村菌製剤は戦前から軍隊の救急薬として火傷、銃創の治療の際大いに重宝されたという。
戦後すぐにGHQ本部から指示を受けたマッカーサー司令部のサムス総監(日本でいう厚生大臣)率いる進駐軍の研究班が来て、製造法や資料を持って帰ったことでも有名である。

日本酒の副産物である米糖を主原料に、米麹の若干の酒粕を加え、最も水の力が強いとされる大寒の寅の日の井水を汲み上げ培養基をつくる。使用する井戸水は清水寺音羽の水と同じ水源である。
青カビを植付け、培養基中で糖化醗酵を行いながら色々と複雑な菌が接触、相互に融解・分解・消化を繰り返す。この複雑な菌群が中村菌で、自然の複式培養法により3年間完全熟成させる。この自然培養液を濾過した物が中村菌発酵濾液。淡黄色で特異な匂いをもつ。

大阪医科大学元学長・日本細菌学会会長・故山中太木氏が学術顧問として全面的に指導・教育を行った、微生物学的基礎に立脚した独特の生産法だ。摂取すれば消化・呼吸を助け、新陳代謝を高め、免疫力を向上させる効果を持ち、外用的にもあらゆる皮膚疾患に性能を発揮した。
特にユナホルモンは風邪予防目的のうがい、疲れ目・目の痒み止の目薬代わり、虫刺され・火傷など炎症や切傷への湿布、保湿剤を併用しての化粧水代わり、あ せも・オムツかぶれ、床ずれ等、肌荒れ時の湿布や吹きかけ、アトピー性皮膚炎、歯茎の腫れや出血、水虫や痔等々、あらゆる皮膚のトラブルに利用され好評 だった。
医薬品ユナルゲン・ユナホルモンは、独自原料・製法の中村菌発酵濾液を主成分とし、副作用がなく確かな効き目をもたらす製品で、長年に渡り愛用された。

1979年・ユナルゲン・ユナホルモンの需要増加に伴い、酒造を廃業、医薬品製造に専念。
2002年・薬事法の限界と製品の将来性を考え、「より良い製品を提供するために、医薬品として在るより、食品として伝統を残す方が良い」と決断、 1949年以来の医薬品製造を廃業、社名を株式会社中村堂に変更、上記製品を改良した「開花壽源水(カイカジュゲンスイ)」「甘露壽源水(カンロジュゲン スイ)」「瑞喜壽源水(ミズキジュゲンスイ)」を発売した。
壽源水は予防医学の原点を見直し、余分な生薬などの成分は取除き、効果・効能の分類をなくし、体に良いものばかりを加え、中村菌発酵濾液の性能をさらに強化した製品です。

五代目 中村 宇吉